題字「桐盛院」
越後・小国の郷
ほうじゅうざん
鳳住山
とうじょういん
桐盛院

桐盛院の歴史

今より五百四十数年前の室町時代、寛正三年(1462年)に当時新潟県南魚沼郡干溝村(現在魚沼市干溝)にある 貴福山 林泉庵の第四世、竹巌全虎(ちくがんぜんこ)大和尚さまが開山され、桐盛院の歴史が始まりました。

桐盛院が開かれた寛正年間当時、中央では、一休禅師が活躍されていた時代です。その後、安土桃山、江戸、明治、大正、昭和そして平成と、激動の時代を五百数十年にわたって檀信徒の方々に支えられ、禅寺としての歴史を刻んできました。現在の住職は、第二十四世に当たります。

寛正三年当時、開山にご尽力くださった七日町村、渡辺弥五右衛門(宝山正珍居士)と、後に寺領地の免税等に尽力くださった長岡領主、堀丹後守直寄(宝徳院殿清海行人)の二人が当山の開基旦那(かいきだんな)として記されています。

渡辺弥五右衛門さんのお位牌は、当時から現在に至るまで、変わることなく開山堂正面の右側に安置されています。

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